謹告:第14回わたくし、つまりNobody賞の受賞者発表

2021年03月03日

第14回 「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」の受賞者は、選考の結果、
上間陽子氏に決定しました。

5月12日(水曜日)※、第14回表彰式と記念講演会を下記の次第で開催いたします。
読者の皆様をはじめ多くの方々のご参集をお待ちしております。

本と言葉を愛する方ならどなたでも参加いただけます。
参加希望の方は、「参加申込書」をダウンロードして、4月15日(木)までにお申込みください。


参加者には、会場で上間陽子氏の近著『海をあげる』(サイン本・1冊)を差し上げます。

※ 新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、従来、3月3日に開催していた表彰式等を、
  5月12日に順延しております。
  今後の情況によっては、開催次第に変更が生じる場合がありますことをご諒承ください。
  変更が生じます場合は、お申込みいただいた方々に事前にご案内申し上げます。
  また、今年度は、祝賀懇親会はとり止めとさせていただきます。

                記

●日 時 : 2021年5月12日(水曜日)
      午後6時30分~午後8時(午後6時受付開始)


●場 所 : 出版クラブホール3階 (正面入口のエスカレーターを昇ると3階です)
 ◎住所 : 東京都千代田区神田神保町1-32
 ◎電話 : 03-5577-1511
 ◎地図(PDF)

●参加費 : 一律 5,000円 本と言葉を愛する方ならどなたでも参加いただけます。
(報道関係者と、事前にお申込みいただいた書店員、ならびに当NPOの会員の方は無料です)

※整理の都合がございますので、4月15日(木)までに参加のお手続きをお願いいたします。
※「参加申込書」をダウンロードしていただき、郵送/FAX/メールでお申込みください。

●受賞者 : 上間陽子(うえま ようこ)氏
1972年、沖縄県生まれ。 琉球大学教育学研究科教授。 普天間基地の近くに住む。 1990年代から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で、未成年の少女たちの支援・調査に携わる。 2016年夏、うるま市の元海兵隊員・軍属による殺人事件をきっかけに沖縄の性暴力について書くことを決め、翌年『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)を刊行。 現在は沖縄で、若年出産をした女性の調査を続けている。 2冊目の単著となる『海をあげる』(筑摩書房、2020年)では、沖縄での生活が政治によっていかに壊されているかを書いた。

●授賞理由(要旨:詳細は表彰式当日に発表します)
上間陽子氏は、ひとの言葉を聞くことをとても大切にしています。 暴力や貧困の中の若い女性たち、軍機の爆音の下で沈黙する人々の、聞かれることのない声にひたすら耳を傾ける。 それを言葉にすることによって、こぼれ落ちるものを、記そうとしています。 「自分の声が聞こえないともがく日々」の中で、上間氏が書き始めた文章は、他者というはかりしれない存在をどう理解したらよいのかという、答えのない問いについて、私たちを切実な思索の世界に誘います。 新しい言葉を紡ぎ出そうとする「聞く人」上間陽子氏に、当賞を贈ります。

●講 演 : 上間陽子氏 プロフィール
    演題「未定」
    表彰式に引き続き、受賞者による記念講演会を開催します。

●懇親会 : 今年度は、とり止めとさせていただきます。

●主 催 : NPO法人 わたくし、つまりNobody
 東京都中央区日本橋本石町3-3-16
 電話:03-3270-1517
 お問い合わせは、電話もしくは「お問い合わせ」ページからお願いいたします。

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以上

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