謹告:第13回わたくし、つまりNobody賞の受賞者発表

2020年01月31日

第13回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」の受賞者は、選考の結果、伊藤亜紗氏に決定しました。

つきましては、きたる3月3日(火曜日)、第13回表彰式と記念講演会ならびに懇親会を下記の次第で開催いたします。
読者の皆様をはじめ多くの方々のご参集をお待ちしております。

本と言葉を愛する方ならどなたでも参加いただけます。
添付の「参加申込書」をダウンロードしてお申込みください。

                記

●日 時 : 2020年3月3日(火曜日)
      午後6時30分~午後9時(午後6時受付開始)


●場 所 : 出版クラブホール3階
 ◎住所 : 東京都千代田区神田神保町1-32
      (※ 出版クラブは一昨年に神保町へ移転しました)
 ◎電話 : 03-5577-1511
 ◎地図

●受賞者 : 伊藤亜紗(いとう あさ)氏
1979年、東京生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長。同リベラルアーツ研究教育院准教授。マサチュ-セッツ工科大学客員研究員(2019)。専門は美学、現代アート。元々生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了。文学博士。
主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)がある。
趣味はテープ起こし。インタビュー時には気づかなかった声の肌理や感情の動きが伝わってきてゾクゾクします(談)。

●授賞理由(要旨:詳細は表彰式当日に発表します)
「体」という「内なる他者」と、どう向き合うか。
肥大する情報空間の中で身体性が希薄化していく現在、ますます重要度が高まる問いです。
伊藤亜紗氏が近年取り組んでいるのは、障害ゆえに自らの「体」と独自の関係を作り上げてきた人たちの「言葉」を手掛かりに、私たちが自明と思いなしている「自分」とは何か、「世界」とは何かを、根源から問い直す試みです。
未知なる世界認識の可能性に向けて、真摯な探究心とやわらかく開かれた文章で迫る伊藤氏のさらなる展開に期待し、当賞を贈ります。

●講 演 : 伊藤亜紗氏 プロフィール
    演題「未定」
    表彰式に引き続き、受賞者による講演会、祝賀懇親会を開催します。

●参加費 : 一律 5,000円 本と言葉を愛する方ならどなたでも参加いただけます。
(報道関係者と、当NPOの会員の方は無料です)

※整理の都合がございますので、2月25日までに参加のお手続きをお願いいたします。
※「参加申込書」をダウンロードしていただき、郵送/FAX/メールでお申込みください。

●主 催 : NPO法人 わたくし、つまりNobody
 東京都中央区日本橋本石町3-3-16
 電話:03-3270-1517
 お問い合わせは、電話もしくは「お問い合わせ」ページからお願いいたします。

●添付ファイルについて:PDFファイルをご覧になるには、Adobe Reader又はAcrobat Readerが必要です。
Adobe Readerの最新版はAdobeのサイトから無料でダウンロードできます。

以上

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